OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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ayaka tsuda

津田 彩花

25歳
会社員
大分県
FTX

#005 2015年11月撮影

数年前、初めてXジェンダーという言葉を知った私は、幼い頃から抱いていた違和感や不快感の正体に気付き、スッキリしたのと同時に深く悩みました。

周りと違うという孤独や劣等感、後ろめたさに押しつぶされそうになり、自分の性をマイナスなものとしか考えられなくなったのです。

そんな私を一番に理解しようとしてくれたのは今は亡き母でした。

「自分らしさを大切にしなさい。何があってもあなたは大切な私の子供だから」

自分は男でも女でもない。そう言った私に、母は怒るでもなく悲しむでもなく、優しい言葉をくれました。この言葉にどれだけ救われたことか。

自分自身を肯定することができなかった私は、カミングアウトを懺悔のようなものと思っていたのかもしれません。でも本当は、大切な人に自分の大切な一部を見せてあげる温かい行為なんだと思います。

どうせ、誰も理解してくれない…と、

心を閉ざしてた昔より、傷付くこともあるけど自分を曝けだせるようになった今の方が得た物が多いし、”生きてる”という感じがします。

カミングアウトを通して、一人でも多くのセクシュアルマイノリティが、

自分自身を肯定し、よき理解者を得られるように願っています。