OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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Chie Fujimaki

藤巻 ちえ (右)

29歳
ダンサー
北海道出身
レズビアン

#001 2015年3月撮影

私にとってのカミングアウトとは、「周りへの最高のサプライズ」。
今まで、女の子に興味がある自分を隠し、男の人と散々付き合ったり、色々ヤンチャをやって来た私の過去、全てを知ってる周りの人、または、セクシュアル・マイノリティをあまり知らない初めましての人、その全ての人へのサプライズです。笑ってくれてもいいし、ビックリしてくれてもいい。何この人、面白いな。そう思ってもらえたら最高。
それと同時に、世の中には、セクシュアル・マイノリティの人が沢山いて、おかしな事じゃないんだ。そう思ってもらえたら、なお最高。深刻な顔して話すより、明るく、堂々と話したい。サプライズ感覚で。

まだカミングアウトをしてない貴方へ
確かに、みんなビックリするし、なかなか受け入れてくれない人もいます。でもみんな、貴方が大切だから、きっと理解しようとはしてくれるはず。カミングアウトしたからと言って、周りから人が離れる事は絶対にないと私は思ってます。
まず、理解してもらう事。こんなに当たり前に、世の中に溢れているんだって事。そこを分かって貰えたら何かが変わる気がします。簡単な事じゃないけど、少しの勇気を持って、堂々と生きましょう。まずは、自分へのサプライズとして…一緒に!OUT IN JAPAN!!

Ayako Kumaki

熊木 あやこ (左)

29歳
DJ/会社員
北海道出身
レズビアン

#001 2015年3月撮影

わたしにとってのカミングアウトは相手への信頼度を表すような自己開示の手段である時もあれば、時にそれは孤独からの救いを求める手段である時の2つの意味があります。

性別で人を好きになることがなく、その人自身を好きになることが多い私は、初めて同性を好きになった時、それを変だとは思いませんでした。まさかその後も同性にばかり惹かれるとは思ってもいませんでしたが。初めて出来た彼女。自分では違和感はなかったでしたが、私が生きている世界ではそれが『変』なことだということも頭ではわかっていた為、誰にも言いませんでした。そして彼女との別れの時。あんなに苦しい事はなかったです。誰にも相談できないのですから。あまりにも孤独で、一人で耐えるには辛かった。そして親友に相談したことが初めてのカミングアウトになります。

そう考えると、初めてのカミングアウトは後者の意味合いが強かったです。そして親友はただただ普通に受け入れてくれた。話しても悪いことではないんだと思いました。その後も親友は私が傷つく姿を見てきてるから、今では同性と付き合うことに反対派ですけど(苦笑)でもそれは差別や理解がないわけではなく、私を想って反対するから、やっぱり親友なんです。

今では信頼度によってカミングアウトするかを変えています。ただカミングアウトする事で相手の環境に変化を与えてしまう可能性がある事、もちろん自分自身の環境が変わる可能性があることを覚悟して話しています。周りに言い触らされたとしてもそれは自分が話したという選択がもたらした結果と受け止める責任を持つことが大事です。

そんな覚悟してから話さなければいけない世の中がこの先変わることを期待しています。カミングアウトすることは悪いことじゃない。本当に大切な人がわかるかもしれない。そして勇気あるカミングアウトが増えることで、カミングアウトがカミングアウトじゃなくなることを期待して次の人へのエールとします。