OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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CHIKAKO KOIKE

小池 知香子

29歳
会社員
千葉県出身
インターセックス

#009 2016年4月撮影

私は、性分化疾患(以下DSD) 男性型仮性半陰陽完全型アンドロゲン不応症状(以下CAIS)です。

15万人に1人の割合で発症し、なかなか同じ型の人に会うことができませんでした。

ですが2015年に行われた性分化疾患勉強会にて

初めてCAISの方にお会いすることが出来ました。

自分と同じ身体の人が、この世界のどこかに生きている

それがネットではなく、実際目の前に居るというその事実は

「やっと会えた。あなたに会いたかった。」

という安心感とともに、私の人生をとてもポジティブなものにしてくれました。

全員が全員カミングアウトを出来るわけではない。

様々な事情があって出来ない人もいるし、選択肢としてしない人もいる。

それは決して間違いではなく、その人の生きる選択肢なんです。

ただ、生きてていいんだよ、大丈夫だよということを私は伝えたい。

1回会うだけで、お話をするだけでこんなにも生きる勇気になる。

私以外のマイノリティ当事者にも、同じ気持ちになってもらいたい。

それが、私がカミングアウトをするようになったきっかけです。

そんな私がカミングアウトをする上で心がけていることは

「明るく・楽しく・真面目に・わかりやすく」

DSDはその名前だけでも難しそうで、どうしても内容が重くなりがちなので

言葉選びと空気作りは特に大切にしています。

それは、ただ単にDSD・CAISを知って欲しいからではなく

「目の前のあなたに、あなただからこそ、私を知って欲しい」という気持ちがあるからです。

目の前の、あなたのために。

まだ見ぬ、あなたのために。

カミングアウトって、誰かに自分のことを伝えるということ。

伝えるって実は楽しいよ!

楽しいことって、素敵だよね。

難しいことだけど、難しく考えすぎないで欲しいです。

カミングアウトって素敵なことなんです。

それで良いんだと思います。