OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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HIROMI OKITSU

興津 裕美

38歳
医師
東京都出身
FTM

#009 2016年4月撮影

カミングアウトすることは、本当に勇気がいることであり、自分も悩んだ日々を思い出します。自分自身ですら、自らのセクシュアリティを受け入れるのが難しかったのですから。今も、すべての人ににカミングアウトしているわけではありません。

私はこのプロジェクトを通じて、LGBTの方たちのカミングアウトを応援したいと思っていますが、それがどんな状況でもベストというわけではないこともわかっています。ときには自分が楽になりたいという気持ちを押し付けてしまう場合だってあるかもしれないし、すべてを理解してもらうのは難しい場合もあるでしょう。だから、必要な時期に、必要でかつ可能な人に。

自分が大切に思っている人たちにカミングアウトして受け入れてもらえ、その後もそれまでと同様、あるいはそれ以上にお互い大切に思えるのは、本当に幸せなことです。

迷いや困難に立ち向かうとき、あなたは1人ではないのです。これは自信をもって言えます。

そして、どんなセクシュアリティであれ、パートナー、友人、家族などの信頼関係に大切なのは、相手に対する思いやりだということを学び、自分を戒める日々です。

自分にとって、そして大切な人たちにとって、今日もまた素敵な1日となるよう、一度きりの人生を楽しみましょう。