OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
main-image

mai watanabe

渡辺 真維 (右)

29歳
保育士
静岡県出身
バイセクシュアル

#002 2015年8月撮影

私はカミングアウトを親にしていない。怖すぎてずっとずっと隠している。

カミングアウトは友人たちに沢山してきたけれど、失敗に終わることがなかった。みんな、『やっぱりね!』『応援してるよ!』と温かい言葉ばかり貰った。(好き好きオーラが漏れていたのか!?)

最近、性の多様性を学び始めていると、自分たち以外にもマイノリティの人たちはごく身近にいることに気付いた。そこで出会った人たちも人生を誇らしく、輝かしく生きていて、私には眩しい。

そんな沢山の友人、知人たちのおかげで今があり、私は心を強く保てた。撮影も一つの自信となった。自分はみんなと同じで好きな人と一緒にここに生きて、沢山の人に支えられているんだと気付くことができた。一歩踏み出したらこんなにも世界が変わったのだ!!

その勇気ある一歩はとてつもなく大きい。

…今ならきっと、両親に話せる気がする。近々、親とのカミングアウトを控えている。

Kana Kuribayashi

栗林 加奈 (左)

26歳
養護教諭
神奈川県出身
バイセクシュアル

#002 2015年8月撮影

“カミングアウト”ー私にとってそれは、決意と自己肯定。私は私として生きていくために踏み出す一歩。そんな風にとらえています。

これまでの人生、好きになる人はほとんどが異性でした。同性を好きになるなんて無くて、ストレートであることを何も疑っていませんでした。だからこそ、自分のセクシュアリティや生き方の迷子だった時間も長かったことは事実です。ここに辿り着くまで、長い道のりでした。

彼女と共に歩んで、10年。私は、同性を好きになった、のではなく、彼女という人間をまるごと好きになっただけ。そんな風に誰かを愛せる自分が、私は誇りです。

正直、良いカムアウト経験ばかりではありませんでした。でも、私にとってはどんなカムアウトも、“私”を好きになれる瞬間でした。私を好きになって、初めて、生き苦しく感じたこの世界をちょっと好きになれました。それを積み重ねて、ようやく自分のために、そして誰かのために生きたいと思えるようになったのです。私はそれを、自分探しの旅で思い悩む子どもたちに伝えたい。

人と違うところがあったっていい。

あなたはあなたで生きていい。

なーんにも諦めることなんてないって、私は胸を張って言えるよ!