OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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Misaki Kazama

風間 みさき (左)

24歳
雑貨デザイナー
新潟県
バイセクシュアル

#004 2015年11月撮影

私はずっと「カミングアウトをしたところで酷い事を言われるんじゃないだろうか」「否定されるのではないだろうか」とネガティブになっていました。

しかし、彼女とつき合って2年半が経ち、身近な友人に打ち明ける場面も増える中で、酷い言葉を言うどころか、皆喜んでくれ、嬉しい言葉をくれるばかりだということに驚きました。

同時に「恋人を紹介する」というだけでネガティブになっていた自分が恥ずかしくなりました。

こんなに素敵な人と付き合っている、ということをこれからはポジティブに打ち明けていきたい、

それがわたしにとってのカミングアウトです。

自分の決意や気持ち次第でカミングアウトは良くないものにも良いものにもなり得ると思います。

ポジティブにカミングアウトが出来る人がどんどん増えていって欲しいと思います。

Hazuki Susa

須佐 葉月 (右)

24歳
デザイナー
新潟県
レズビアン

#004 2015年11月撮影

思い返せば小学生の頃から、同性に対しても強い感情を抱くのは自然なことだった。

高校生だったあるとき、どうやらその感覚は、多くの人に理解されないらしいことを知った。

ある授業の中で担任教師が冗談として男性同性愛者を揶揄する発言をした。

クラス中が笑った。

寒気がした。腹が立った。一人だけ笑わなかった私の居場所はここに無いんだと思った。

大学生になると、将来が見えず、「普通」にもなれず、孤独感に苛まれる日々が続いた。差別偏見まみれの言葉をぶつけられたり、陰で根も葉もない噂を立てられることもあった。

いっそ男だったら、と、自分が自分であることを恨み、否定していた。必死で隠しこそしなかったが、開き直って完全にオープンになれない自分も嫌だった。幸せな将来なんて完全に諦めていた。

そんな中、パートナーに出会った。

初めて、自分は自分でいいんだと思えた。未来が明るくなった。

しかし黙っていては、この関係も無かったことにされてしまう。

その危機感から、私は積極的にカミングアウトをしていこうと決めた。

この関係と彼女を守るために。

大切な人たちに、正確に自分と彼女のことを知ってもらうために。

友人、妹、職場の人たち、いままで何十人かにカミングアウトした。

ひどく動揺する人もいたし、「へー」だけの人、とても喜んでくれる人もいる。

本当のことを伝えるためには時間も手間も根気も要る。でも、自分が自分であることをもう偽りたくない。

それに、私と彼女が一緒に幸せに生きていることが真実で、それを続けることが周りの誤解や偏見を溶かしていくこともわかった。

家族へのカミングアウトはこれから。そう遠くない将来、彼女をパートナーとして紹介したいと思っている。そのことを考えると緊張と恐怖でつぶれそう。でも、やる。

誰にもきっと、自分らしく生きられるようになるチャンスがやってくる。一緒に頑張りましょう。