OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
main-image

Rihei Ito

伊藤 理平

20歳
会社員
愛知県出身
ゲイ

#007 2016年2月撮影

「男の子が好きなの?」

その当時は18歳。

両親からの突然の質問だった。

嘘はつきたくなかったからカミングアウトした。

そしたらこの世のものとは思えないものを見た時のような眼差しで見られ、「普通じゃない」「祖父母に結婚できないこと、孫の顔を見せられないことを何て言ったらいいの」「宗教の力で(女の子が好きになるように)治す」とまで言われ、終いには「いつか彼女ができる日を期待してる」って。

友達へカミングアウトは高校卒業前。

在学中一番仲の良かった友達(女性)に話した。その時は素直に受け入れてくれ、なんでも話すことができてより一層仲良くなれたと思ってた。

けど高校卒業後にLINEで「もう二度と連絡しないでくれ」って。

これが今までのカミングアウトの経験。

これからは絶対にカミングアウトしないって心に誓ってた。

けど今回このOUTINJAPANでもう一度カミングアウトしよう、したいって思えるようになった。

みんながみんな幸せになれるとか受け入れてもらえるとかは難しい話だけどやっぱり知っててほしい人には知っててもらいたいしわかってもらいたい。

辛く苦しく毎晩のように泣いてた時もあったけど、今まで何度も誰かに助けられ支えられてきた。

この文を読んで、誰にも言えず一人ぼっちで悩み苦しんでいる人の勇気、支えに少しでもなれればなって思うし、必ずどこかに理解してくれる人はいる。そして支えてくれる人も絶対いる。

悲劇のヒロインなんて思ってても仕方ない。

一度しかない人生なんだから、自分で自分の道を切り開いて幸せなものにしていきたい。

その手段の1つがカミングアウトすることなんじゃないかなって。

盲腸の傷も自分らしさだとレスリーが言ってくれた。自分が自分らしくいれる、こんな素晴らしい機会を与えてくださった方々に心から感謝しています。