OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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RYOHEI YAMASHITA

山下 涼平

26歳
販売員/DJ
北海道出身
ゲイ

#011 2017年10月撮影

物心ついた頃から男性が好きでした。

それが人とは違うことで、周りの人には言っちゃいけないということを初めから知っていたような気がします。

お互いを男女と意識しだす中学時代は一番辛い時期でした。ゲイだとバレないよう自分を隠して過ごしていたら、いつの間にか感情を上手に表現できなくなっていました。

高校生になってからは、SNSを通じてゲイの友達ができ、その輪がどんどん広がっていきました。ありのままの自分を理解してくれる人がいることを何よりも心強く感じました。

彼らのお陰で、周りの人たちに心を開くことが出来るようになりました。

職場の人たちが信頼のおける仲間だと思えたとき、僕はカミングアウトをしました。

同僚達の反応は拍子抜けするくらい薄いものでした。今までより少しだけ雑談に花が咲くようになった程度でした。

一般に、カミングアウトをすれば「あの人はゲイだから」というフィルターを通して見られることが多いのも確かです。

ただ僕の周りの人たちは、僕がゲイだという面だけではなく、共に過ごした時間で彼らが感じた人柄を引っ括めて、僕という一人の人を見てくれているように感じます。

僕が幸いにも嫌な思いをせずに済んだのは、周りの人に恵まれただけでなく、日頃から人と向き合い、良い関係を築いてこれたからだと確信しています。

異性愛者の人たちが、異性愛者であることを個性としていないのと同じように、僕の個性は、単に同性愛者であることでは無いということ、そして自分自身が同性愛者であるということに囚われ過ぎず、「ありたい自分」でいることを意識して、これからも笑って過ごしていきたいです。

同性愛者である以前に、誰もがそれぞれ自分だけの魅力を持っています。みんなが自分らしく輝ける世の中になりますように。

次の一歩を踏み出すのはあなた自身かもしれませんね。