OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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Yu Hirota

廣田 侑

29歳
会社員
大阪府出身
FTM

#007 2016年2月撮影

物心がついたとき、僕の心は男でした。小さい頃は男性器は後から生えてくるんものだとずっと思っていました。

好きになる相手はもちろん女の子、だけどトイレも更衣室も好きな女の子は同じところにいました。

中学、高校と上がるたびに自分の行動に対する周囲の視線が気になるようになりました。

周囲の人となんか違う、、、一体自分は何者なんや。

高校生2年の時、初めてインターネットで「性同一性障害」のことを知りました。

「これだ!!」僕の中で悶々としていたわだかまりがスーっと消えていきました。

17歳、初めて友人にカミングアウトしてから11年後、28歳で戸籍も変更しました。

11年間、周りの人々に支えられ、励まされ、一緒に涙を流してくれた友人もいました。

ただ、戸籍変更まで、曲げられなかったことが一つあります。

それは両親の気持ちを差し置いて、手術まで進んでいくことでした。

これまで生まれて一度も親を恨んだことはありません。

親のせいではないし、誰のせいでもない。

ただ生まれたときに心と体の気持ちが一致しなかっただけ。

周りの人を恨んでもなにも変わらない。

自分から行動しないと何も変わらない。

改めてこのことを知らせてくれたことに感謝しています。

ありがとう。