OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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Yuiko Kawakami

川上 由以子 (右)

28歳
専門職
神奈川県出身
レズビアン

#001 2015年3月撮影

私は今まで家族や友人にカミングアウトしたことはありません。この企画に参加することで初めてのカミングアウトとなります。少し前まで私は人を本気で好きになれないのだと思っていました。同性を好きになった時、戸惑いはあまり無く、むしろ自分にとっては自然なことでした。人を好きになれるのだという喜びさえありました。

もしかしたら私のことを知っている人が見ていて、びっくりさせているかもしれません。でもこれは私の一つの側面であるだけで、あなたの知っている私に変わりはないということが伝えられればいいなと思います。

この企画に参加することはとても迷いましたし、カミングアウトについての抵抗も未だにあるというのが正直なところです。でも彼女と参加させていただいた撮影会はとても楽しく、特別な瞬間であったことは間違いありません。とりあえず私に言えることは、参加させていただけて良かったということです。企画して実行して下さった皆様に感謝します。ありがとうございました。

Yuri Hasegawa

長谷川 百合 (左)

30歳
会社員
神奈川県出身
バイセクシュアル

#001 2015年3月撮影

私が自身のセクシュアリティをはっきり自覚したのは、大学生の頃でした。それまでは「憧れ」とか、聞こえのいい言葉で周囲や自分を納得させていました。それもちょっと違うんだけどな…と思い始めた矢先、私の近しい友人が同性同士で付き合い始めたという報告を受けました。

この時の私は、なぜか物凄くショックで…(笑)。同性じゃ付き合えないと思い込んでいた自分の固定概念が根底からひっくり返されて、単純に混乱したんですね。同時にもちろん、羨ましさもありました。今思えばあれが、人生のターニングポイント。

社会人になって初めて彼女ができた時、私はとにかくこの喜びを人に伝えたいという衝動に駆られました。友人や同僚、家族、だれかれ構わずカミングアウトしまくっていた時期がありました。それは勇気とか志というより、「そんな私を受け入れて!」という、自己を肯定してほしい欲求の表れだったように思います。その欲求は若いからこそ熱くて直球で、少なからず盲目的なものでした。

そんなカミングアウトは今から考えると少し恥ずかしく、反省する部分も多々あります。もっとカミングアウトされる相手の気持ちや状況を想像してみる余裕が当時の自分にあったなら、違う対話が生まれたかもしれないなと。

それでも不思議と後悔がないのは、この数年で少し先の未来を見つめられるようになったからかもしれません。いくらでもやり直しは効くのです。

これからの人生でカミングアウトをするべきか否か。その判断はご自身のものですから、誰にも邪魔されなくてよいのだと思います。
ただ、この時代をよりよく生きることについては諦めずにいたいものです。絶望を感じることがあっても、明日には図々しいくらい希望を持ちましょう。そんな人生はきっと素敵です。

最後に、この企画に参加することを決断してくれた彼女に感謝を述べさせてください。清水の舞台から飛び降りる瞬間のあなたを隣で見ていられて幸せでした。ありがとう。