2016年春に参加者1000人を達成し、日本全国での写真展キャラバンをスタートしていた「OUT IN JAPAN」に、新しいコラボレーションの機会が飛び込んできました。それは、2016年10月21日から23日にかけて六本木ヒルズをはじめとする六本木エリアにて開催される「六本木アートナイト2016」。生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルの提案と大都市東京における街づくりの先駆的なモデル創出を目的に、2009年3月に一夜限りのアートの饗宴としてスタートした「六本木アートナイト」は今回で8回目(7回目)。過去6回は春の開催でしたが、「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」にあわせて、秋のタイミングで期間も1日延長しての実施とのこと。
展示会場でもある六本木ヒルズにオフィスを構える企業で働くビジネスピープルを中心に、緊急撮影会が10月初旬に開催されました。会場はこれまでも東京撮影会にてスペースを提供いただいてきた、TRUNK Shoto Gallery。平日の仕事終わりの時間から夜にかけて、コンパクトな撮影会となりました。
過去9回の撮影会では、LGBT+アライ、カップル、多世代、トランスジェンダー男性、トランスジェンダー女性、家族、ガチムチ、聴覚障害者、東京レインボープライドへのエールなど、様々なグループショットを撮影してきましたが、今回のテーマは「ゲイのビジネスマン」。企業で働く当事者のカミングアウトについて考えてもらうきっかけになれば、という思いとともに、参加者のソロショット、カップルショットと合わせて、10月26日に第一生命ホールにて開催された、LGBTの職場における働きやすさを考えるカンファレンス「work with Pride 2016」の会場エントランスエリアでも展示されることとなりました。なお、本グループショットに関しては、撮影時の表現方法や発信内容に関して、様々なご意見やご批判をいただきました。不快な思いをされてしまわれた方々に、この場をお借りしてお詫び申し上げます。