湯崎英彦広島県知事。LGBTなどのセクシュアル・マイノリティ当事者の皆さんにエールを送る、応援フォトを撮影。
松井一實広島市長。LGBTなどのセクシュアル・マイノリティ当事者の皆さんにエールを送る、応援フォトを撮影。
2017年最後の撮影会は、中国地方で初となる広島にて開催。「OUT IN JAPAN HIROSHIMA」と題して、地元で精力的に活動する広島県セクシュアルマイノリティ協会がクラウドファンディングで多くのサポートを集め、12月4日(日)〜10日(日)の人権週間に先立って、12月3日(日)が撮影日に選ばれました。
さらに、これまでの協会の活動が評価され、「広島県人権啓発活動ネットワーク協議会」(構成員:広島法務局、広島県、広島市、広島県人権擁護委員連合会、広島県社会福祉協議会、広島市社会福祉協議会)による後援も決定。幅広いバックアップのもと、当日を迎えました。
会場となったリーガロイヤルホテル広島のバンケットルームには、広島だけでなく、広く中四国地方から27組31名のセクシュアル・マイノリティの方々が集結。今回の撮影会が初めてのカミングアウトという参加者も多数いらっしゃいましたが、スタイリングやメイキャップのボランティアスタッフと和やかに会話をしながら、緊張をほぐし、Leslie Kee氏による撮影を楽しんでいらっしゃいました。
撮影会の後は、同ホテル内にて広島城の点灯式。なんと、人権週間の期間中、日本で初めて(おそらく世界で初めて)国の史跡であるお城がLGBT啓発のためにレインボーにライトアップされることとなったのです。点灯式に出席したLeslie Kee氏からの声がけもあり、湯崎秀彦広島県知事と松井一實広島市長が、応援フォト撮影に参加。撮影会参加者、支援者・支援企業、関係者が集ったレセプションにて、多様性を大切にする広島を目指して、温かいメッセージを届けられました。
プロジェクトサポート陣は、引き続き、丸井グループ(運営及びスタイリング&衣装協力)、キヤノン(カメラ及びプリンターなどの機材協力)、 Alfa Romeo(クラウドファンディング・サポート)、資生堂(ヘアメイクサポート&メイキャップ商品提供)、日本オラクル(運営協力)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(運営協力)。回を重ねるごとにチームワークも強固なものに。