小学2、3年生の頃から、男の子に生まれたかった、と思っていました。男の子の遊び、格好が好きでした。中学校の制服を着たくなくて、それでも仕方なく着ていました。

当時はまだマイノリティへの理解がない時代で、自分も思春期になるにつれて世の中に合わせないと、と思って女らしくなるように頑張ってみるものの、やっぱりできなくて、を繰り返していました。

大人になって自分の内面を見つめ、自分らしくていいんだ、と思えるようになった時、パートナーと出会いました。
そこからは、自分に迷いなく生きられるようになりました！
そして、周りにもカミングアウトをし始めて今は堂々と生きています！

ひとりひとり違うように、セクシャリティもそれぞれだと思います。
世の中に合わせるのではなく、自分のハートに従って生きていって欲しいな、と思います。
まずは自分を受け入れて、自分であることを楽しんで、素敵な人生を創っていって下さい！

私には一緒に生きると決めた15年来のFTMのパートナーがいます。

3年半前までは、2人で幸せなら積極的に自分達の関係を表明しなくてもよいか…と、生きてきました。

でも40代後半に入り、私達ができることで、後に続く人達をなにか助けられるのではと思い、結婚式を挙げて2人の関係をオープンにすることに決めました。

2人でいることが最高に幸せで、自分の人生を外に合わせるのではなく、内側の情熱で自分が決断していることが、今の私の誇りでもあり、少しでも周りの人達を勇気づけられたらいいなと思っています。

このプロジェクトに参加することによって、勇気の連鎖と世の中の慈しみが拡がれば本当に嬉しいです！