カミングアウトするかしないか…

それは人それぞれだと思いますし、それをしなければ幸せになれないということもないと思います。

僕自身、周囲にカミングアウトせずに女性とお付き合いしていた時期もありましたが、その時も幸せを感じていましたし、カミングアウトしたことで失ってしまった人間関係もあります。

社会は徐々にLGBTに関心を持ち始め、少しずつ開かれてきているとはいえ、その関心にはまだまだ偏見や差別が垣間見れ、理解が浸透しているとは言い難いということは皆さん自身が体感されていることと思います。

でも、僕達は何も悪いことをしていない、どこも異常な訳でもない、普通に人を愛する、普通の社会の一員であることを、誰よりも僕達自身は知っているはずです。

カミングアウトすることで、傷つくこともあるかもしれません。失うものもあるかもしれません。

ただ、貴方のその勇気で救われる誰かが世界にはたくさんいます。ひょっとしたらその人は貴方のすぐ近くにいるかもしれません。

最後に僕自身の人生を振り返って言えることは…

カミングアウトするにせよしないにせよ、自分自身には嘘をつかず、LGBTとして生を受けたことを楽しんで生きてください！周りには貴方の助けとなってくれる人々がたくさんいますから！