OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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Hayaki Tominaga

冨永 隼基

32歳
会社員
愛知県出身
ゲイ

私は幼い頃に音が聞こえなくなり、今でも、音のない世界で生きています。
中学時代に隣の席の男の人に恋をして、私は自分が”ゲイ”だと気づきました。家族には、まだカミングアウトしていませんが、家族の中で理解のある姉にカミングアウトをし、姉は驚いた顔をしましたが『あなたの好きな人が男でも女でも、私は気にしないよ!』と言ってくれて、私はとても嬉しい気持ちになりました。今では信頼できる友人も理解してくれています。
私は元、MR GAY JAPANのファイナリストで、LGBTQへの理解がさらに必要なことも自分自身で理解していますが、障がい者への理解が足りない人も多くいることを感じていて、活動の中で”私はダブルマイノリティだ!”ということを伝え、多くのみなさんがより理解を深めるために様々な活動してきました。世界では、障がい者とLGBTQへの理解が進んできていますが、日本は障がい者とLGBTQへの理解がまだ足りない悲しい現状です。
私が1番伝えたい事はLGBTQへの理解だけではなく、障がい者への理解とそれを含めて”ダブルマイノリティ”への理解を多くのみなさんにもっと深めて欲しいと思っています。
自分が”ゲイ”であることを知り、今までLGBTQ関係のイベントで出会った皆さんに”私はゲイですが、耳が聞こえないです。”と伝えても、受け入れてくれる人たちもたくさんいます。
私は今楽しく生きています。出会いや別れもありながらも、『一期一会』と言う言葉を今でも、忘れないように人と人の思いやりを大切にしたいと思っています。
自分がマイノリティであっても、言えない時は無理に言う必要もなく、自分らしさを忘れずに相手の目を見て、自分の想いを伝えることが一番だと思います。それが相手に伝わって理解してくれる人もいます。大丈夫!自分に自信を持ちましょう!
私に出会ってくれたみなさんには、心から”ありがとう”と伝えたいです。