OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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Shoko Domoto

堂本 祥子

21歳
学生
大阪府出身
レズビアン・クエスチョニング

小学生くらいの頃から、私は「ふつう」とはちがうのかもしれないという違和感があった。でも私の場合、幸いそれは苦しみを生むものではなかったから、ほとんど気にすることなく生きてきた。そしてずっと、自分は恋愛的な意味で他人を好きになることはないんだと思っていた。

そんな私もすこし大人になった。いろんな情報にふれるなかで、自分がもつ違和感について考えるようになった。YouTubeを見たり漫画を読んだりSNSを漁ったり(時代やなぁ)。そうこうしているうちに辿りついたのが、自分は女の子が好きなのかもしれない……ということだった。

あえて断定せずに「かもしれない……」と書いたけれど、その曖昧な気持ちは今も変わっていない。異性を好きになる日が来るかもしれないし、誰のことも好きにならないかもしれないし、それはわたしにもわからない。

たくさんの情報を見聞きして、愛のかたちや自分の在り方がひとつではないことを知ることができたとき、とても安心した。不安や苦しみに飲み込まれてしまったとき、それをポジティブに考えたりそこから抜け出したりするのは本当にむずかしい。私がSNSやYouTubeを見て明るいものをもらったように、今度は私が誰かの世界を広げるひとつのきっかけになれたらいいな。

ここまで読んでくれてありがとうございます。
興味をもってくれてうれしいです。いろいろと格好つけて書いてしまったけど、この言葉は私がいないところで誰かに見せてくれても全然OKやし、むしろシェア大歓迎です。もし質問などがあれば可能な限りどんなことでも答えます。お気軽に連絡ください。
違和感や不安があるひと、私でもよければ話を聴くだけならいくらでもできます。苦しいもの、吐き出してください。誰かに聴いてもらえるだけでかなり楽になることもあります。

私のカミングアウトが、それを必要としているひとのもとに届きますように。