OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
main-image

KATSUTO TAKEUCHI

竹内 勝人 (左)

52歳
専門職
東京都出身
ゲイ

「 20代 」
信じて、
カミングアウトした、
実兄に裏切られて、
両親にアウティングされ、
酷いめにあった…。

「 30代 」
中学校の
男友達たちの友情を信じ、
カミングアウトしたら、
次の同窓会では、
私のセクシャリティを
知らないはずの同級生たちが、
知っており、
根掘り葉掘り聞かれ、
恥ずかしいめにあった…。

自分でカミングアウトする
手間は省けたが、
人間不信と、
後味の悪さだけが残った。

「 40代 」
御蔭で、
マイノリティが故の
屈辱や辛さは、
それなりに様々、
味あわせてもらった。

「 50代 」
ここまで立ち直り、
乗り越えて来られたのは、
師匠・同志・仲間が、
そばに居て、
支えてくれたから

私は、
カミングアウトを通して、
『 強く生きる 』こと、
まもるべきモノ・者は
とことん『 守る/護る 』こと、
『 やさしさ 』を、
学びました。

『 これから 』
は、
その恩返しがしたいです。

私のカミングアウトが、
性的少数者の方々の
生きる希望・燈になれば、
とても嬉しいです。

これからも、
道なき道を
同志・仲間と共に、
切り拓いてまいります。

RIKIYA YAMASHIRO

山城 力也 (右)

31歳
事務
沖縄県出身
ゲイ

明るい未来になることを望んでいる。
当事者である私たちは
そう願ってカミングアウトをするはずです。

カミングアウトをすることによって
今までよりも希望に満ち溢れ
自身と同じように悩んだり困っている人へ
手を差し伸べられるよう
良い連鎖が続いていくことを願っています。

みんな1人ではない。

手を取り助け合って
周りと繋がっていくことが
これから大切になっていくと私は思います。

1から100へ歩くことよりも
0から1へ足を踏み出すことの方が
大変で、とても勇気がいることでしょう。

でもその一歩踏み出した先には
100にも1,000にも10,000にも
素敵な未来が待っているはずです。

時に、道が険しいこともあるでしょう。
それでも私の好きな言葉の中に

難無き道は「無難」な人生
難有る道は「有難い」人生

と言うものがあります。

辛くて悲しくて
悩んだり困ったりしたことも
きっと有難いものに
変わっていくかもしれません。

私のこのメッセージが
他の誰かへのエールとなれば
とても嬉しいです。