OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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kayo kaneko

金子 佳代 (左)

31歳
歯科衛生士
福岡県
レズビアン

#005 2015年11月撮影

恋人を恋人として見てほしい、私の幸せの形を見せたい、それがカミングアウトのキッカケでした。

異性と付き合って結婚するだけが幸せじゃないという考えが昔からあって多種多様な性があることを知った時は全てが輝いて見えました。

カミングアウトを考えてる方、日本はまだまだカミングアウトしずらい環境ですが、私達カミングアウトして堂々と生きてる人も居ることを知っておいてください。

少しでも皆様の勇気や希望になれたらと願っています。

mieko tanaka

田中 三恵子 (右)

31歳
建築系会社員
福岡県
レズビアン

#005 2015年11月撮影

「私は女性が好きなんよ‼」

勇気を振り絞り家族に言い放ったのは17歳の夏。

時間をかけて分かってもらおう・・

何言われても家族と向き合おう・・

家族も友人も一人の人間。

ちゃんと心があるから大丈夫、信じよう。

そんなことを考えていました。

偏見があるからと周りに壁を作っているのは自分でした。

それから家族の考えに良い変化があったのを覚えています。

姉の「家族が理解してやらんで誰が理解してやると?」という言葉が家族全体を突き動かしてくれたようです。

その後セクシャルマイノリティに関する本などを読んでくれたり情報に耳を傾けてくれたり私の話を聞いてくれたり

まず知ろうとしてくれたので本当に嬉しかったです。

家族のおかげで叔母や従姉妹、友人にもカミングアウトできました。

今では彼女を家族として受け入れてくれるまでになりました。

私が幸せならそれがいい 最高の言葉今でも忘れません。

勇気をくれた家族、親戚、友人にとても感謝しています。

私にとって「カミングアウト」するということは 自己表現のツール、信頼の証でもあります。

世の人達に まずは知ってもらうことが大事で理解はそれからだと思っています。

今 誰にも言えずに悩み苦しんでいる人がいれば 少しでも力になりたいです。

もう独りで悩んで抱え込まないで。

同じような人が沢山いて まだ言えてない人の方が沢山いるはずです。

でも みんな自分自身を認めてあげてください。

カミングアウト

とても勇気のいることです。

タイミングもあると思います。

ただ自分の人生は自分で切り開いていくもの。

今からでも遅くはありません。

1人でも多くの方が生きやすい環境になることを願っています。

一度きりの人生です 自分らしく生きましょう!!