「男が裸の雑誌、アレ何？？」

専門学校時代、海外研修旅行から帰宅すると机の上に並べられていたゲイ雑誌…見られた！

真夜中に台所で母からそう言われた勢いで、「僕はそうだよ。男の人に興味がある人だよ。」言葉足りずでしたがわかって欲しい気持ちでやっと出た言葉です。

カムアウト出来るいきなりの機会、絶好のチャンス！なら良かったのですが、残念ながら母は病気、時間が経てば治るかと思っていました。

社会人になり親元を離れ15年。
そしてひょんなことから母と共にここ沖縄に移住。

最初は不安でしたが、ゲイの友達も増えていき、母に紹介することが多くなり、みんなでお祭り行ったり食事に行ったり…一緒にゲイバーまで行きましたw

そしていつだったか忘れましたが母のスナックに来てたお客さんがテレビに出てたLGBTの方に対して苦いコメントをした時に母は、

「ウチの子もそうよ。友達は良い人達ばかりでさー、ウチの子もあぁ幸せなって欲しい」

奥で聞こえてしまった僕は泣きましたね。

きっと母はLGBTのメディアが多くなり、色んな触れ合いなどで感じたんだと思います。
治るとかそういうことじゃないって。

母に感謝です。