OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
main-image

YAYOI TANAKA

田中 やよい (左)

52歳
フリーター
千葉県出身
FTM

#019 2019年8月撮影

自分は幼い時から男として、言葉から仕草までしてきました。中学のときもスカートが嫌で、すぐ体操着に着替える3年間を過ごしました。母親は口癖のように女の子は女の子らしくスカートやワンピースをきせられ写真を撮られる顔に笑顔も消えていました。恋愛も周りの目を気にし男の人と感情の無い付き合いをしてきました。心の中の声は女性の人を探していました。 父の介護で沖縄に移り住みました。何十年かたったある日に今のパートナーとの出逢いがあり彼女にカミングアウトしました。その後自分の人生が変わっていきました。パートナーと話していると近くにいたのに遠回りして巡り会えた奇跡、彼女の周りの人達の理解が自分の居場所を見つける事ができました。1人で障害を乗り越えてきた事も今は2人で乗り越える感動です。パートナーシップができた時2人でサインし、心の落ち着きを感じました。
勇気じゃなく時が流れ周りが変わっていくのを感じました。OUT IN JAPNで撮影している写真では、自然と笑顔でいる私がいます。

1人じゃない!パートナーがいる!そしてLGBTの仲間がいる〃

MASUMI NOBORIKAWA

登川 ますみ (右)

43歳
主婦
沖縄県出身
レズビアン

#019 2019年8月撮影

カミングアウトは否定する人、受け入れてくれる人が居て不安でとても勇気がいる事で、私以外にも同じ気持ちの人はたくさん居ると思います。
最初にカミングアウトしたのは今は亡き私の母でした。
理解ある母は、パートナーと、とても仲良く優しくしてくれました。
パートナーと出逢って10年目。やっとこれだと思う生き方にたどりつきました。二人の事を理解する人も増えてきました。
10年で色々ありましたがこれからもずっと二人で支えあって生きていくのが幸せって思う毎日です。
撮影会は不安と緊張でしたが二人で自分らしさを表現しました。
勇気を出して参加して良かったと思います。
OUT IN JAPN プロジェクトもカミングアウトする勇気の一歩だと感じました。
カミングアウトのタイミングって難しいと思いますが、無理せずマイペースでして欲しいです。