自分にとってカミングアウトは、とてもハードルが高いものでした。受け入れて貰えなかったらなど考え、なかなか誰にも言えないままでした。
仲の良かった友人には伝えることが出来たものの、やはり親にはずっと言えずにいました。
ここで言わないともう言えないかもしれないという時があり、意を決して伝えたところ「あなたがそれで一人で悩んだり辛いことの方が親としては辛い。それであなたが幸せならそれでいい。やりたいことがあるなら頑張りなさい。」と背中を押してもらい、カミングアウトしてよかったなと思っています。

元々児童養護の現場で職員をしていましたが、保育や教育の現場でLGBTQの事がまだまだ浸透していない事、踏み込めていないことが気になっていました。今、それについてなにか出来ないかと模索をしています。
今回参加した事でそういった子どもたちや関係者の方々に勇気を与えられたらなと思っています。