自分がゲイだと気がついたのが中学生の頃。

仲の良い友人を好きになり、その時初めて自分以外の人にカミングアウトしました。

その友人はとても心優しい人で、何も言わず最後まで話を聴いてくれました。

話終え、激しく拒絶された方がきっぱりと自分の中でけじめがつくものですが、優しさから自分を傷つけまいと言葉を選び、返事に困っている彼の顔が忘れられません。

高校、職場などで自分の周りには常に理解してくれる人達が居てくれて、自分は恵まれているなと感じます。

ぞんざいな扱いを受け、傷ついて、孤独を感じることもありますが、確かに理解してくれる、愛してくれる人達が居ることを僕は知っています。

そんな人達のお陰で自分はここまで歩いてこれて、冷たい風に吹かれても震えないようになりました。

今は孤独や悲しみよりも、変わらずそばに居てくれる友人達や、お世話になった方達への感謝の気持ちが感情を埋め尽くしています。

悩み、苦しんでいる方達が  ”これで良かったんだ”  と思える日がくることを強く願います。

生まれ変わってもこうして、持ちきれない程の愛情を貰いながら同じ人生を歩みたいです。

Mi amore vole fe.