OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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TOMOKAZU OGASAWARA

小笠原 友和

40歳
飲食業
北海道出身
ゲイ

#011 2017年10月撮影

自分は
未来に向けてのメッセージなどという大それた事は言えませんが、
言える事は「カミングアウト」して良かったという事です。
今回の撮影がきっかけだった訳ではありませんが、
友人、知人に嘘をつき続ける事が苦痛になり、カミングアウトをしました。
今回の撮影で、また、新たな人へのメッセージになるかもしれませんが、それは新しい何かではなく
今までの自分は何も変わってない事が伝われば良いとおもいます。

ただ、カミングアウトは
自分は心の準備をしていますが、相手は心の準備ができてない場合があると思っていますので、
常にカミングアウトするタイミングは考えるようにしています。
カミングアウト=自己満足
では何も意味がありません。
カミングアウトが良いのか悪いのかもわかりませんが、今の自分はして良かった、そして、周りの人に恵まれたことを感謝しています。
自分がカミングアウトした時のエピソードで
中学時代からの友人がいました。
その男性友達が受け入れてくれるか一番心配でしたが、
その男性友人に
「友達なのになんで言わなかた!」と怒られました!
本当は涙が出そうなくらい感動しましたが、その場では我慢しました。
自分のカミングアウトはとてもよい思い出になっています。
貴方の周りにもそんな人がたくさん居ることを祈っています。