OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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tomoki shirai

白井 智樹

30歳
准看護師
福岡県
ゲイ

#005 2015年11月撮影

僕が”ゲイ”であると自覚したのは中学2年生の頃でした。

そのコトを中々自分でも受け入れられずに過ごし、苦悩したのを覚えています。

こんな自分でも良いんだと思えたのは、初めてゲイの友達が出来てからでした。

それまでは、自分独りなんだと勝手に思い込んでいた…。

でも、そうじゃ無かった。

同じような悩みを抱え、同じような境遇に居る中間が居る。

それだけで心強かった。独りじゃないと思えた。

そんな自分にも性別やセクシャリティは違えど、カミングアウトして受け止めて

くれた親友が居る。

それがどうしたん?アンタはアンタやん!ありのままのアンタで居ってよ!

めちゃくちゃ嬉しかった。今でも一番の親友で居てくれてる。

いろんな境遇、苦悩している仲間が居ると思う。

でも、でももし他の仲間たちにも…

”この人になら””この人だけには”と思えるひとが現れたなら…

簡単じゃないかもしれないけど、カミングアウトしてみて欲しい。

もしかしたら今よりもっと、特別な存在になるかもしれない。

中学時代から女手一つで育ててくれた母には言えないでいるけれど…

いつか伝えれて、理解してくれることを切望している。

たった一人の、自分にとって大切な存在、一番特別な人だから。。。