OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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YUKI NAKAYAMA

中山 裕樹

41歳
会社員
東京都出身
ゲイ

20代中頃から自分の感情とは裏腹に、周りの空気に合わせて発言をする事にとても窮屈さを感じていました。

嘘を付いている訳ではないのに、そう感じてしまったり、いつまで経っても本心で相手と向き合えない人生は嫌だ!と強く感じ、徐々に友人からカミングアウトしました。

怖かったです。

嫌われてしまうのでは無いか、今までの関係が壊れるのでは、と。

ただ離れていく人が居たとしたら、それまでの事で、この先きっと壊れるであろう未来が待っていたはず!と考えれば怖さも薄れます!

友人や職場ではカミングアウト出来ても、未だに両親には出来ていません。

母は高齢ですし、父は他界してしまいました。

ただ母にはこのままカミングアウトをしなくても良いかな、感じています。

きっと高齢もあり、理解に苦しむこともあるかなと思うからです。

私達のように色んなマイノリティーを持った人が居るのと同じように、受け入れられない人が居るのも、また自然なこと。

必要に応じてカミングアウトすれば良いし、「しない」という選択肢も合っても良い。

自分が笑顔で居れるカミングアウトが、大事な人を笑顔にするカミングアウトに繋がると思います。