OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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yurika gima

儀間 由里香

26歳
介護福祉士
沖縄県
パンセクシュアル&対物性愛者

#005 2015年11月撮影

初めての恋は保育園の時

同じキリン組の男の子

恋に恋してた

 

初めてゲイの友人ができたのは

中学校1年生の春

この時、初めてセクマイに対する

差別やバッシングを目の当たりにした

 

初めて同性を好きになったのは

中学2年生の夏

嫌われるのが怖くてずっと片思いだった

 

初めて異性と付き合ったのは

高校1年生の春

ずっと好きだったあの子のお膳立てで

 

初めてトランスの子と付き合ったのは

高校2年生のクリスマス

毎日が幸せで死んでもいいと思った

 

初のカミングアウトは

担任の先生と友人に

どんなときも支えてくれた

 

初めてバッシングや差別を体験したのは

大学1年生の夏

相手の親からだった

 

家出を手伝って

パートナーと一緒に生活したのも

大学1年生の夏のコト

 

セクマイであることを隠さなくなったのは

大学1年生の秋ごろから

受け入れてくれた仲間が居たから

 

初めてセクシュアルマイノリティとして

シンポジストを務めたのは大学4年の冬

スパーマイノリティになりたかった

 

長崎県内のセクシュアルマイノリティの仲間と

少人数で集まるようになったのは

大学4年生最後の冬

 

人生初のセクシュアルマイノリティの

街頭アクションに参加したのは

社会人1年目の春

 

初めての交流会に参加したのも

同じ春のことだった

 

社会人1年目の冬

交流会を主催するようになって

たくさんの人々と出会うことができた

これまで、

セクシュアルマイノリティとしての

私の人生には

たくさんの『はじめて』があった

 

不安だったり

安心したり

傷ついたり

戦ったり

挑戦したり

 

一生懸命に一歩ずつ

毎日を積み重ねてきました

 

これまで支えてくれた仲間や友人

さまざまな日々が

 

わたしを今日まで生かしてくれた

 

セクシュアルマイノリティとしてだけではなく

ひとりの人間として

いろんな形で、いろんな場所に

ありがとうを伝えられたらいいな

これからも一歩ずつ歩いていこう

 

同じ空の下で今日を生きるみんなへ

ありがとう