yusei takaoka
高岡 優生
31歳 |
自営業 |
熊本県 |
FTM |
#005 2015年11月撮影
セクシャルマイノリティは
ひとつの個性である。
人はみんな違う。
一人として同じ人間はいない。
その個性を自分で認めることがスタートだと僕は思う。
10年程前に初めて母へカミングアウトをした。
『女だろうと男だろうと
一人の人として認めて貰えるような人になりなさい。』と母が言った言葉が今でも忘れられない。
これまで数多くの人にカミングアウトをしてきた。
カミングアウトすると、その相手との距離感が縮まるような気がする。
時には僕だって相手を選ぶ。
カミングアウトで相手との関係性がわかる。
カミングアウトは絶対ではない。
自分で決める、決めれるのだ。
僕は
多くの人に
都会だけではなくて田舎にもセクシャルマイノリティとして生きている人がいること
ひょっとすると、
貴方の隣にも声に出さないけど(声なき声)多くの当事者がいることを知ってほしい。
そして
セクシャルマイノリティの存在が可視化されることで
当事者どうしが繋がって
自分の存在が誰かの勇気に繋がる
そんな社会になったらいいと思う。