OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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MIZUKA TAKAHASHI

髙橋 瑞佳 (右)

34歳
自営業
香川県出身
FTM/パンセクシュアル

#016 2018年10月撮影

僕は 今現在34歳ですが、約30年ほど 自分は女でいなくてはならないと 自分で自分を縛り付け、女性として生かされてました。
今は 自分自身ありのままに生きようと 覚悟してトランスジェンダーとして ほぼ男性的に過ごしています。
幸い、僕の周りの人達は『お前はお前だ』と言ってくれ、認め 受け入れてくれる人が多くいました。
言わなくては分からない。
表現しなきゃ伝わらない。
それは どんなマイノリティにも通じるものがあります。
僕は、嫌われてもいい、周りにも自分にも嘘を付いて生きるのはやめようと決意したとき、意外にも 僕を受け入れようとする相手の気持ちや優しさに触れることがたくさんありました。
たぶん、きっと、同じ人間同士なのだから、言われなきゃ知らないし 互いに分からないのは当たり前だったのです。

カミングアウトをすることに まだ勇気が足りない人達に、この写真が少しでもエールになればいいなと思います。

ありがとうOUT IN JAPAN。

MIKA KASAMATSU

笠松 美香 (左)

28歳
パート
香川県出身
パンセクシュアル

#016 2018年10月撮影

私のパートナーは、トランスジェンダーFTMで、私は、パンセクシャルです。

最初は、自分が、全然パンセクシャルだとは知らなかったけど、今のパートナーと出会った時 私は、一目惚れしたのです。
彼より先に知り合っていたパートナーのお父さんからは、「娘がいる」と聞かされていたので、最初は彼のことを女の人だと普通に思っていました。

ですが、パートナーと、会う度に友達感覚とは、違う 恋愛感情を感じていました。
私には、初めての感覚でした。
それから、彼にアプローチをして、彼も同様に想ってくれていたようで、彼の方から告白を受け、私は彼と付き合うことになりました。それから、LGBTについての事をいろいろ話してくれて、理解するようになりました。
今では、パートナーと一緒に、地元での啓発活動も少しずつするようになりました。写真を撮って貰ったことで また誰かの勇気になればいいなと思います。