OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
main-image

mahiro esaki

江崎 真広

28歳
神奈川県出身
FTM

#006 2015年12月撮影

私にとっての1番勇気を使ったカミングアウトは18歳から昨年まで勤めていた職場でのカミングアウトでした。職人業でもあり職場では女性は1人も居ませんでした。なので20歳になった頃からカミングアウトをしていない事もあり結婚の話や彼氏はどうなの?など言われる事に対して上手く誤魔化して生きていました。笑 しかし自分を偽っていることがストレスで、時間はかかったのですがまず両親にカミングアウト。それから25歳の時にホルモン治療を開始した時に職場のみんなにカミングアウト。今までと何も変わらずに仕事もする事が出来て何でもっと早く言ってればな~なんて気持ちにもなりました。でも、人にはそれぞれ「時」があるんだと思います。なので今すぐ話せば上手くいくとか、そういうことじゃないんじゃないかなと。 みんなに受け入れてもらえないんじゃないか?と思うとカミングアウトをしないほうがいいんじゃないかって躊躇ってきましたがLGBTの人じゃなくても、それぞれ色んな悩みを抱えながら人は生きています。すべての人に受け入れてもらおうなんて事って絶対無理だし、例えば犬好きな人もいれば犬がどうしても無理だって人もいるし。 理解してくれる人が1人でもいるって事がすごい有難い事だと思うんです。 理解してくれて味方してくれる人を大切にしていけば良いと思います。今回もし私が出た事で1人でも同じ事で悩んでいる人に勇気を与えられることが出来たなら嬉しいです。「 あなたは1人じゃないよ」一緒に頑張ってこの世に生まれてきた使命を果たしていきましょう! 次の時代の人たちがもっと生きやすくなるような未来を作っていきましょう!