“私が普通の女の子ではないと気付いたのは中学2年生の時。
みんなが話していても入っていけないしなんか馴染めない。ずっとそんな思いを抱えて学生時代は過ごしてきました。この先人生どうしていこうかなと考えていたときに私は杉山文野さんに会いました。それが私にとっての大きなターニングポイントになりました。それから少しずつ仲間も増えてきて自分らしく生きることの素晴らしさ、大切さを知りました。男とか女とか関係なく人間としてどうあるべきか。まだまだ世の中は男と女の2通りで区別されることが多いけどそのどちらにもあてはまらない自分はなんなんだろうと思うことはしょっちゅうあります。だけどそんなことも気にならないくらい今の職場に恵まれて楽しく過ごしています。これからカミングアウトをしようと考えている人たちへ、私が思うにカミングアウトは思い切ってするものではなくてまずはその人とどうゆう人間関係を築けているかどうかで自然に話の中で流れ出てくるものなのではないかなと思います。自分が笑顔で相手も笑顔になってくれたらそんな素敵なことはありませんよね。どんなに辛くても笑顔でいると自然に心も引っ張られます。人生楽しみましょう。”