Kazuhiro Tomizawa
富沢 一洋
49歳 |
ソーシャルワーカー |
東京都出身 |
ゲイ |
#008 2016年3月撮影
ありのままの自分に正直に生きたい。誰もが思うことではないでしょうか?
誰かを好きになり愛することもまた、ありのままの自分の一部です。そんな当たり前のように思えることを周囲の社会からは認められず、隠れて生きざるをえない現実、その中で苦しみ傷ついてきた現実が、ゲイ男性である自分にとっても、他の無数のLGBTの仲間にとっても、2016年の現在においても、まだまだあります。
私はソーシャルワーカーという仕事をさせていただいていますが、生活のしづらさを抱える相手のありのままを受けとめ、その方の抱く希望や目標に寄り添います。ふと自身の人生に立ち返った時、自分は社会でありのままで自然に生きているだろうかと反芻します。
自分と仲間のために、社会にLGBTの認知を広めることが、これ以上隠れて生きないために必要だと感じます。時代は素早く変わっています。ほんの少し前に一歩を進めていけたらと思い、1つの決意として撮影に参加しました。