OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
main-image

Asako Kawamura

川村 安紗子 (右)

30歳
会社員
千葉県出身
レズビアン

#002 2015年8月撮影

中高生の頃からなんとなく、そうとは思っていたけれど、しばらくは、自分は同性が好きなのだということが受け入れられなくて、いつか「治る」んじゃないかと思っていた。大学に入って、やっと自分がどうやらレズビアンらしいということを自覚しても、まだ口に出して言うことは出来なかった。

そこからだんだん、周りの友人たちから始めて、カミングアウトしていった。

今では、会社でも、人事部や上司や同僚といった、日々会う人にはカミングアウトして働いている。

私にとってのカミングアウトは、自分を受け止めてゆく長い道のりのようなもので、終わりはないし途中で悩むこともたくさんある。

でも、いろんなところでいろんな人にカミングアウトをしていくにつれ、自分自身の他の色々な面も少しずつ受け入れられるようになっていって、人に会うときの緊張状態が少しずつ緩和されて気楽にいられる場面が増えてきた。

前は、自分のいろんなところを変えたい、直したい、と思っていたけれど、今は、私は私のままで、居心地がよくて、毎日が楽しい。

最初の一歩が、とても勇気のいることだけれど、その小さな一歩を踏み出そうとするあなたを、私は応援します。今は想像も出来ないような、新しい世界が開けるかも。

Marie-Adele Lueger

マリ アデル ルエーガ (左)

34歳
教師
カナダ出身
バイセクシュアル

#002 2015年8月撮影

Coming out means not having to hide anything about myself, either by lying, or by omission. I’m so very grateful for my family and friends, who were never anything but accepting and supportive, allowing me to be true to myself.

To those of you thinking of coming out, or struggling with the decision, I hope you’ll take that step and let yourself live in the way that makes you happiest, so that you don’t ever have to hold yourself back, or hide any part of who you are.