僕はゲイです。

今回のOUT IN JAPANのお話を頂いた際に自分とはなんたるかを改めて考えてみました。

寝て起きて仕事に行き、友人と遊んだり、恋人と2人だけの時間を過ごしたり、ただ生きているだけ。いわゆるヘテロセクシャルな方となんら変わりはありません。

そもそも自分のセクシャリティを隠すつもりもなければ、負い目を感じた事もなかったです。

ゲイだのノンケだのなんて話、そんなのお茶は烏龍茶派？緑茶派？くらいの感覚。

だからカミングアウトに関しては賛成です。ですが本当のところ、この企画の存在を知った当初はあまり賛同出来ませんでした。

というのも今でこそゲイカルチャー（その他LGBT）はメディアに取り上げられて認知され、徐々に理解されつつありますが、実際のところ奇異の目で見られている事が殆どです。それによって抑圧されたり、差別されてきた中で独自に作り上げてきたアングラ文化のような風習や成り立ちが陽の光に当たる事により淘汰され、消えてしまうのではないかと考えたからです。

でも、

「自身の好きを胸を張って正直に好きと言えますか？」

僕は言えます。

でもなんらかの事情で自分の心に正直になれなくて、自分の好きを認めて貰えなかったり、否定されるのが怖くて言えずに悩んでる人がいるかもしれない。そんな人がこの企画を知って何か自分の心を自由にするキッカケになるのであれば…そう思いOUT IN JAPANに参加しました。

どのセクシャリティも関係なく自分の好きを好きと言えて自分の楽しいを楽しいと思える毎日が来ますように。

すべての人がお互いを認め合えるように。