OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
main-image

Rina Kondo

近藤 里夏

20歳
学生(大学生)
東京都
FTX

#004 2015年11月撮影

数あるポートレートの中からここに来て、見て下さること、大変嬉しく思っています。本当にありがとうございます。

いきなりですが、皆さんに質問です。

あなたにとって、カミングアウトって何ですか?

自分の中に抱えていて誰にも言えない事・誰にも言えない秘密は、マイノリティマジョリティ限らず誰でもあると考えています。その事柄を周りの人に言う事で、後々の人間関係でプラス面が多いのか、マイナス面が多いのか、その違いの軽重が、カミングアウトという言葉に出てくるか、出てこないかの違いになってくるのではないかと思います。プラス面が多ければカミングアウトと言う必要はありません。マイナス面が多ければ多いほど、その事柄はカミングアウトという形で現れるのではないのでしょうか。

私にとってのカミングアウトは、「自己紹介」の「追加項目」あるいは「ロールモデル」だと思っています。セクシャルマイノリティ/LGBTについて、何かしらの話題を提供する時、その話題を知り合いがしているのを耳にした時、何かの授業でこの話題が出てきた時、あなたの身近に居るという事を少しでも知ってもらうために、言います。口を開きます。ロールモデルとして。ただ、言った後は何事もなかったように振る舞います。ありきたりな話もします。雑談もします。だって……セクシャルマイノリティ/LGBTっていう一面だけが私の全てではないですから。その他は何も変わりません。ここを見て下さっているあなたと同じ時を一緒に生きている、ただそれだけなのです。

 カミングアウトを考えている、あなたへ。

 ここに来てくれてありがとう。私が感銘を受けた言葉を贈ります。

「カミングアウトはゴールではない、スタートだよ。」

その時は、それぞれに適った状況で訪れる。だからこのポートレート達を見て、焦らないで、決して。それぞれのペースで進んでいけばいいって思う。またどこかで会えるといいね。