家族にも気心の知れた友達にも話すようにしています。

だけどマッサージ師という仕事上は隠していました。

「レズビアンのマッサージ師」ではなくて、ただただ「マッサージ師」として身を立てたかったので。

マッサージ中の雑談でプライベートな質問をされ、「彼女」のことを「彼」と置き換え、好きなタイプを男にすり替え、嘘をついて、胸が痛みました。

何年もそんな会話をしていると慣れそうなものですが、やっぱり不自然なので、ヒリヒリと痛みます。

カミングアウトは未だに少し怖いです。

怖くても本当のことを伝えれば、応援したり見守ったりするような、強いつながりを感じます。

それは人の役に立ちたいマッサージ師としても、エネルギーになる気がします。

目の前の人とのつながりで、世の中も変わると信じたいです。