OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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KANATO NAKAO

中尾 奏翔

23歳
フリーター
大阪府出身
FTM

#003 2015年10月撮影

僕が家族にカミングアウトしたのは20歳の時です。
直接顔を見てカミングアウトする勇気がなかったので、その年の9月、専門学校の短期アルバイトで沖縄に行っていたこともありメールにてカミングアウト。
そのときの返事は、[帰ってきてから話そう]でした。
短期アルバイトを終えていざ帰ってくると、両親からは治療の猛反対。
専門学校を卒業し、カウンセリングに通い、何度も両親と話し合って2年越しに治療を開始することができました。
その2年間で僕には、学校だけではなく色んな友達や仲間に支えられて、両親から逃げずに向き合えました。
ですが、まだまだカミングアウトできていない人たちがいるのでその度に勇気を振り絞って自分の想いを伝えていこうと思います。