自分自身のことは、
自分の中だけの秘密。

絶対一生誰にも言ってはいけないと、思っていました。

家族との団欒も、
仲のいい友達と一緒の時も、
海外で自由に過ごしていても、

いつもどこかに、
性別への違和感がありました。

こんな人間がいていいんだろうか？
自分さえ黙って人生を終えた方が、
まわりの人が迷惑なんじゃないだろうか？

どうしたら、いいんだろう。

焦燥感、
無力感、
自己否定。

ただただ、ひたすら自分を押し殺し、まわりに合わせて、

寝て、目が覚めたら男性になってないだろうか？と夢のようなことを考えては、もちろんそんなことが起こるわけもなく、

やり場のない感情をどうすればいいかわからず、よく泣いていました。

カミングアウトをした時、
自分の世界は変わりました。

家族、友人、仲間は、
そのままのあなたでいいよと。

自分を1番認めていなかったのは、
他ならぬ自分自身だったのです。

ドアの向こうは、
開けてみないとわかりません。

ただ、自分を信じて、
開いてみることで、
新しい世界があなたを待っています。

傷つくことも、
あるかもしれません。

受け入れてもらえないことも。

その時、あなたのまわりは、
あなたを大切に思っている人で、
溢れるのではないでしょうか。

男も女も経験できる
他にはない人生を与えられた。

自分を信じて、
まわりを信じて、
自分らしい生き方を。

そんな、あなたを応援しています。