私にとってのカミングアウトとは、本当の自分を伝えることです。
ストレートの友人に話を合わせていてもどこか違和感が拭えない。
母から孫の顔が見たいと言われても、本当に自分は母が期待するようにできるのか？
考えた結果はＮＯでした。
最初のカミングアウトは3年前の冬、高校時代の先輩に。
「あら、そうだったの？」と軽く受け入れてくれました。
その年の春にはいちばんの親友に。
話す前は接し方が変わってしまったらどうしよう、と不安でいっぱいでした。
しかし彼女は「あなたはそんな気がしてた」と、私の不安を一蹴してくれました。
そして次の冬に、母へのカミングアウト。母の返答は
「世の中にはいろんな人がいる。それでいい」
安心と嬉しさで涙と震えが止まりませんでした。

本当の自分を隠している違和感や罪悪感、カミングアウトをして態度が変わってしまったらどうしよう、という不安があると思います。
しかし、あなたを理解してくれる人は必ずいます。
あなたが思っているよりも、ずっと近くに。
このメッセージを読むあなたが勇気ある一歩を踏み出せることを祈っています。