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Nobuyuki Nakatani
仲谷 暢之
46歳 |
ライター/エディター/プランナー |
大阪府出身 |
ゲイ |
#003 2015年10月撮影
このまま自分の人生、偽ったままでいいんだろうか。そんなことを思いながら生きてきた20代。とにかく仕事に打ち込んでそんなことを考えないようにしていました。そして30代を迎え、以前より仲良くさせていただいていたある女性にカムアウトしました。
「やっと言うてくれたんやね」と、その人は言ってくれ、自分にとって有り難い言葉になりました。そしてそれまで自分が作っていた人との壁を取り除く言葉でもありました。
それ以降は自然に自分を出すことができるようになった気がします。さらにカムアウトする相手も増えていき、現在40代。それまでカムアウトしたことによっての人間関係がうまく熟成してきてるなぁと感じます。もちろんカムアウトしないほうが良かったなと思う事もありましたが、これはやはり無駄にカムアウトをするなという戒めだったのかなと。
これから人生の折り返し。ゲイとして後悔しないように歩んでいきたいです。