OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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shoma kobayashi

小林 翔真

21歳
学生
兵庫県出身
FTM

#003 2015年10月撮影

僕にとってのカミングアウトは自分らしく生きるための第一歩です。

僕がカミングアウトしようと考えたのは、「僕が僕らしく生きるためにはどうしたらいいのか、僕の居場所はどこにあるのか」と考えた時に「僕自身で作らなくてはいけない、待っていても居場所を作ってくれるわけではない、だから自分から行動をしなくてはいけない」という答えにたどり着いたからです。カミングアウトは何度やっても怖いものです。不安で押しつぶされそうになります。今では戸籍も変えて男性として生活をしているので、カミングアウトをする場面は減りました。今僕が男性としてのびのび生活できているのは、たくさんの方に支えていただきつつもたくさん悩み、不安や恐怖心と闘いながらカミングアウトをしてきたからこそだと思います。たくさん辛いことはありましたが、今胸を張って幸せだと言うことができます。

だから、これからカミングアウトをしようとしている方、悩んでいる方、焦らずにあなたペースでカミングアウトをしていってください。あなたの思いはすぐに相手に届かないかもしれない。けど、いつか必ず届きます。大丈夫、あなたは1人じゃない。

日本がもっとよりよい国になりカミングアウトなどいらない国になるよう願っています。