「オカマみたい」と幼稚園から高校まで言われ続け、
ゲイと自覚した思春期、「絶対にゲイであることは人に言ってはいけないこと」と思いました。
社会に出ても、自分のセクシュアリティについては決して口にしない毎日でした。
そんな時、ゲイであることをオープンにして、活動されている人達が、雑誌に載っていました。
そんな「凄い人たち」を一目でいいから見てみたいと思い、勇気を振り絞りイベントに参加しました。
そのイベントをきっかけに、自分の人生は変わりました。
自分がゲイであることを受け入れ、前向きな気持ちになれました。
その後は、パレードへ参加しする等、自分なりのカミングアウトをしてきました。
今回の「OUT　IN　JAPAN」で、自分にとっては、初めての名前も顔も出してのカミングアウトとなります。
自分がお役に立てることがあればと思い、決心しました。
ネット社会で情報もたくさん入ってくる時代ではありますが、
もし、今、自身のセクシュアリティのことで孤独や不安を感じている人がいるなら、
「独りじゃないよ」
とメッセージを送りたいと思います。
カミングアウトするかしないかは、自身が決めること。しないという選択もあると思います。
もし、カミングアウトするとしても、いろんな方法があると思います。
自分の場合は、無理はしないで、できることから始めました。
みなさんを応援しています。これからも応援していきます。