2016年のOUT IN JAPANは、2月11日の建国記念日に名古屋での撮影会からスタートしました。虹色どまんなかパレード、NLGR+などで活動している方々が中心となって呼びかけてくださり、会場である千種区茶屋が坂の「クリアスタジオ」にはたくさんのボランティアスタッフが集結。
シンガポールから帰国日を一日早めて羽田に降り立ったレスリーは、その足で品川駅から新幹線で名古屋入り。急遽、当日の最終新幹線で東京に戻ることになり、スタジオに到着するやいなや、これまで以上のスピードで撮影を展開。ボランティアスタッフ含め、全員でタイトなスケジュールのなか全力で駆け抜けた結果、なんと最終的な参加者数は、過去最大の105組122名となりました!
名古屋撮影会でのもうひとつの嬉しいニュースは、3月18日に全国ロードショーとなった映画「リリーのすべて」が今回からプロジェクトを応援してくれることになったこと。世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人画家のリリー・エルベが主人公の本作品にちなんで、コンセプトショットは、様々な年代のMTF参加者によるゴージャスな一枚に。コラボレーションを通して、自分らしく生きるとは何か、一緒にメッセージを届けていきます。
なお、今回は、Gap(衣装提供&スタイリング協力)、SHISEIDO(メイク商品提供)だけでなく、地元で活躍する美容師の方々が加わり、撮影会が実現しました。
また、撮影会直後の2月13日から2月28日の期間、長崎県の平戸オランダ商館にて「OUT IN JAPNA」の写真展が初開催され、#001(東京)〜 #005(福岡)の500組567名の写真パネルが商館をまるごとジャックする形で展示されました。