OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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Masayuki Onishi

大西 雅之 (左)

30歳
会社員
大阪府出身
ゲイ

#007 2016年2月撮影

自分がゲイである事に気付いたのは今の時代だからだと思う。

受け入れるのに少し時間もかかったし、未だに近ければ近い人にほどカミングアウトは出来ていない。

そんな中今回このような形をとったのは今のパートナーと一緒だから。

「もうそろそろ自分も周りに幸せである事を知ってもらってもいいんじゃないか」と思わせてくれるこのパートナーと一緒だから。

好きな仕事をして、好きなお客様たちと繋がる事が出来て、大好きなパートナーと一緒の時間を過ごす事が出来るようになってきた今の自分。やっと少しずつ自分の事が好きになってこれたかな、と思う。

勇気を出してする行動は結果はどうあれ自信に繋がると改めて思った。

Naoki Goto

後藤 巨樹 (右)

40歳
会社員
岐阜県出身
ゲイ

#007 2016年2月撮影

私がカミングアウトをしている人々というのは、仲のよい友達や幼なじみの人達のみで、職場にはカミングアウトをしていませんでした。

仕事をする上で、カミングアウトが必要かと言えばそうではなかったからでした。

しかし、パートナーの雅之さんと出会ってお互いの夢を語り、同じ業界で同じミッションをもって仕事をしている事を知ると、自分は自分でいいんだ、ありのままの自分をさらけ出すことで、人をもっと幸せにする事ができるんだと思いました。

今回の撮影会では、今までは、会社に知れたらどうしよう。という考えから、カミングアウトする事によって社会に貢献できることが多くなり、会社にも利益がでてくるのではないのではないかと感じています。

だから、この撮影会を機にスーツに身を固めた自分が、ありのままで素直に前を向いて歩いているのではないかと感じています。

カミングアウトをすると、何だかその時から目の前の景色がちょっと変わります。そしてちょっとだけ背筋が伸びた感じで外も歩けます。

そんな感覚を沢山の人にも味わってもらいたいから。

勇気をもってまず一歩から。