OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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Akane Suzuki

鈴木 茜 (右)

19歳
介護士
愛知県出身
レズビアン

#007 2016年2月撮影

私は今、19歳で、ついこの前親にカミングアウトできました。それは今付き合ってる彼女のおかげで。。

今まで友達には堂々と女の子と付き合ってる事を言ってたけど親には全く言えませんでした。

周りの友達は偏見なんて無く応援してくれてて、「なんとなく分かってたよ笑」って。

親は偏見しか無かった。

私が親にカミングアウトしたら、嫌われてしまうのかなとか考えてしまい、絶対言わずに生きていくんだなって思ってました。

でも、私の彼女が背中を押してくれたんです。

彼女は元々ノンケで同性と付き合うのは私が初めてでした。

そんな彼女は自分のお母さんに「女の子と付き合ってる」って、カミングアウトしたんです。

それを聞いて「凄いな」って思ったのと、「羨ましい」って気持ちもありました。私も言えたらいいのになって。。

彼女は私をお母さんに紹介してくれたり、お兄ちゃんにも紹介してくれました。私も親や兄姉に紹介したい!自慢の彼女をみんなに知って欲しい!って気持ちが高まり彼女と付き合って3ヶ月後、親にカミングアウトできました。

「茜が幸せならそれでいいよ」凄く嬉しくて、涙が溢れました。本当に言えてよかった、彼女のおかげだ。って心の底から思えました。

1年2ヶ月過ぎた今でも彼女は私の1番の心の支えでもあり、大切な存在です。

「カミングアウト」環境的に出来ない人、それぞれの状況があるから絶対しなきゃいけないってわけじゃないと思う。

でも、堂々とありのままの自分で好きな人を愛せるなんて凄く幸せだなって思います。

私は今の人生とても楽しくて幸せです。言えないあなたももっと幸せな人生が送れますように。。

Kaori Takai

高井 香織 (左)

26歳
タレント、介護士
愛知県出身
バイセクシュアル

#007 2016年2月撮影

私は、26歳で彼女と付き合いました。

それまでは、男性を好きになることしかありませんでしたが、なんとなく『女の子とも付き合える気がする..』とは、思っていました。

高校生の時、ボーイッシュな女の子が気になることがありましたが、好きと言う自覚はなかったです。

ですが、いま思えば、好きだったのかもしれません。

男性を好きになり、付き合ったことも何度かありますが、変に緊張してしまい、手も繋げませんでした。

でも、いまの彼女と付き合ってからは、手を繋ぐこともキスをすることも抵抗もなく、幸せを感じます。

26歳になってから、異性愛者だと思っていた私はバイセクシャルで、同性に恋をして、この先ずっと一緒にいたいと思う人と出会いました。

私の周りの方々、家族や親友、友達、仕事仲間など、すべての方が、ついこの間まで異性愛者だと思っていた私が、同性の恋人を作っても、なにも否定もせず、私の恋の話を聴いてくれます。

それどころか、『こんなに続くと思ってなかったー!』『幸せそうでなにより。』『ほんとに幸せそうだよね!』と、言ってもらえます。

ノンケの友達とでかけたり、ノンケの夫婦と遊びにいったりもします。

母も、彼女のことを大事にしてくれて、一緒にごはんを作ったり、外食に連れてってくれたり、旅行にいったりします。

とても嬉しい時間です。

彼女のことを、恋人だとカミングアウトしていることで、地元で手を繋いで歩いても、全身おそろいの服を着ても、人目も気にすることなくデートができます。

彼女と付き合ってから、こんなに幸せです。

これからも、楽しく、幸せな毎日を送りたいと思います!