OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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Ayaka Tamai

玉井 綾香 (右)

23歳
フリーター
愛知県出身
クエスチョニング

#007 2016年2月撮影

私は最近までLGBTという言葉を知りませんでした。

そんな私や友人は、中学生から仲良くしている友人からカミングアウトされました。

そのとき私は否定的な感情は全くなく、むしろとても嬉しく思いました。

それと同時に興味が湧いていることに気づきました。

その友人が伊吹でした。

以前から伊吹には他の人とは違う特別な感情を持っていました。

そして、伊吹のことがもっと知りたい、LGBTとはなんなのかもっと詳しく知りたい!と思うようになりました。

それから伊吹とより関わってLGBTのことを知っていくうちに私の本当の気持ちに気づくことができました。

伊吹からのカミングアウトによって、自分を新しい角度から見ることができてよかったと思います。

そして、そんな伊吹とOUT IN JAPANに参加することができてとても嬉しく思います!

伊吹とは今パートナーであり、

LGBTの支援団体活動を一緒に行っています。

まだまだLGBTを知らない人はたくさんいます。

でも私たちのこうゆう行動一つ一つが世の中を変えていく大きな一歩になると思うのです。

ありのままの自分で生きる、

なにを選択するにも個人の自由です。

カミングアウトが全てうまくいくとは限りませんが、

私たちのようになにかに気づくきっかけになることもあります。

Ibuki Shibuya

渋谷 伊吹 (左)

23歳
フリーター
愛知県出身
FTM

#007 2016年2月撮影

カミングアウト、

それは「僕が僕であり続けるためのもの」

20年間、自分を責め続け、否定し続けた僕は

カミングアウトをし、人に受け入れてもらうことで

自分を受け入れてこれました。

今ではたとえ否定されたとしても

受け入れてくれて、僕の多くを知っている

周りの人たちの暖かい声を胸に、

カミングアウトをし続けられるのだと思います。

また、カミングアウトをする理由はもう一つ。

「その人に次に出会う当事者が、カミングアウトしやすい環境を作るため」

僕はカミングアウトをし、

ありのままでいられるようになったことで人生の景色が180度変わりました。

微力であったとしても、そんな力を持つカミングアウトを

受け止めてくれる人、場所を少しでも増やしたい。

きっとどこかのだれかの力になると信じて、

僕はこれからも「FTM」として生きていきます。

カミングアウトは自由です。

良くも悪くも、人生に影響を与えるでしょう。

あなたのカミングアウトが人生を良い方向へと切り開くものになりますように。

もし失敗しても、大丈夫。

少なくとも僕は必ず受け止めますから。

もちろん、僕以外にも受け止めてくれる仲間はここにたくさんいますから。

そんな時、どこかでお友達となれること楽しみにしています。