OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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Katsuyuki Matsuura

松浦 克至

37歳
会社員
大阪府出身
ゲイ

#007 2016年2月撮影

私にとってゲイである事は私という人物を形作る大きな要素の一つであるが、それは周囲に秘密にして生活している。

大事な家族にさえ、その大きな要素を秘密にしたまま、日々適当な言い訳をしながら居心地の悪さを感じている。

親世代の価値観で、私の秘密を理解することなんてできないと決めつけていた。

家族との関係について考えた時、他の皆さんのカミングアウトにまつわるエピソードを読ませてもらって、

カミングアウトも悪くないな、って思うことができました。

皆さんの親御さんの息子・娘のありのままを容認しようとするキャパシティの広さ、親の情に触れ、

自分の両親に対してそんなキャパがないなんて決めつけてたのが情けなくなりました。

両親といられる時間が後どれくらいあるのかは分かりませんが、近い内に向き合ってみようと思います。