OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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Kana Nishigaki

西垣 香那

32歳
会社員
愛知県
バイセクシュアル

#007 2016年2月撮影

「カミングアウト」その言葉は今まで、私にとって意味があるような無い様な複雑な言葉であった。

何故なら私はバイセクシャルで、言わなければ実生活で何の波風も立たなかったから。

嘘はついていないけど本当の事も言っていない。妙な圧迫感が自分の中でぐるぐるしていた。

「女も男もどちらも好き。」深刻にではなく軽く口に出せばネタだと思われる事も多々あり、本気にしてもらえない。

好みのタイプの話で盛り上がれるのは男性の話の時だけ。自由に思った事を口にできないのはとてもつまらない。

だったらもう開き直ろう、これが私だ、慣れてくれ!非日常は繰り返せば日常になる。

自分が自分であるためならば、いつでもしましょうカミングアウト。

出来ない人ももちろん居る。出来る人が出来るときに出来るだけすればいい。このOUT IN JAPANが少しでもその手助けになればいい。

「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、LGBTにとっては偉大な飛躍である。」

全てのセクシャリティに幸せを!