思い返してみると、僕はカミングアウトらしいカミングアウトをしたことがないかも？

家族はもちろんのこと周りにいる人達に恵まれていたんだなぁとつくづく思う。

僕が自分で自分のことを言わなくても初めて会う人に友達が「この子こう見えて女の子なんだよ！全然見えんでしょー？」と代わりにカミングアウトしてくれたことの方がずっと多かったかも（笑）

家族へのカミングアウトでもいきなり家に彼女を連れてきてそのまま

「彼女の〇〇ちゃんだよ！よろしくねー！」

みたいな

だけど一回も反対をされた事はなかった。

「かわいい子だがね～」

「あんた～いい子つかまえたね～！」と。

そして、お母さんが言った

「あなたは、人よりも広い世界で物事が見えるからいいなぁ～！あなたの使命は大きいんだね！」と。

親ならきっと色んな葛藤があって当然だと思うけどそうやって言葉にして言ってくれた事がすごく嬉しかった。

うんと悩んだ日々こそ、一番不幸だと思った日こそ、あとから振り返ると、一番かけがえのない日々だったと分かるものだ。

世界のどこかに君にしかできない使命が、君の来る日を待っている。

指折り数えて待っている。

待たれている君は、あなたは生きなければ！

自分で自分を喜ばせる言葉を、強さを、賢さを！

「桜梅桃李」であなたはあなたらしくそのままで！