『あなたはあなただから、何も変わらないよ』

『それも一つの個性だし、全てひっくるめてあなたが大好き』

『堂々と伝えくれたあなたを尊敬するし、そんなあなたに出会えて幸せ』

毎回、どんな反応をされたとしても全てを甘んじて受けようと覚悟してカミングアウトします。

自分の人生、誰のせいにもできないから。

そんな僕の不安とは裏腹に、皆とても素敵な言葉たちをプレゼントしてくれました。

すべての言葉が僕にとって大切な宝物です。

僕にとってカミングアウトとは、その人と本当に向き合いたいと思った時にするものです。

そして、これからもずっと仲良くしていきたい相手に想いを伝えるものです。

ある時、ストレートの友人から「“カミングアウト”なんて言葉を使わずに自然とセクシャリティのことを話せる世の中になればいいのに。マジョリティが創った世界なんてぶっ壊して、世の中を変えていきましょう！」なんてことをサラッと言われて驚いたことがありました。

確かに、と思いました。

それから僕は“カミングアウト”という言葉としてではなく、

“いつもありがとう、これからもよろしくね”という言葉として、

自分自身のことを伝えるようになりました。

僕が沢山の言葉たちに勇気を貰ってここまで歩いて来られたように、

あなたが自分のタイミングで、何万歩より距離のある一歩を踏み出せますように。

僕はあなたの足元を応援しています。

一人じゃない、とか思えない日もあるけど、

一人じゃないよ。