OUT IN JAPAN

あなたの輝く姿が、つぎの誰かの勇気となる。
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CHIENMIN CHEN

陳 建民 (右)

29歳
デザイナー
台湾出身
ゲイ

#017 2019年4月撮影

我出身在台灣,一個傳統保守的家庭。從小父母教導我們,所謂兩性一男一女的結合,才是自然繁衍的唯一法則。從未想過後來的我,竟然對異性如此無感。我開始上網搜尋同性的任何資訊,才知道原來我是GAY,我喜歡男生。

一直都知道我就是我,能獨立思考,有自我中心思想。從未因著別人口中的壞東西,而懷疑自己的存在。

求學階段,一直到高中,我想盡辦法逃避這個話題,隱藏真實的自己。
而在大學校園,因為多元的課程,開始學會表現自己。於是在同學間,慢慢地介紹當時的交往對象。而這交往對象是男生。對他們而言,似乎已經感受到我的傾向。根本不用去假裝,只要好好扮演好我原來的自己就行。

也許我很幸運,在這成長過程中沒有受到任何性別霸凌。但是在很多人的故事裡,卻看到了無數悲傷的情節天天在發生。我們應該有義務讓更多人知道,這社會上有這樣生態的存在。如果只有掩飾和逃避,永遠等不到正義降臨,僅有靠自己力量告訴每一個人。

同理心,要我們以別人角度思考每一件事,去感受他人不一樣的立場。
也許我們一直都在尋找大家的認同感,因為我們需要別人肯定,才能有更大的勇氣。但是我們更需要先認同自己,才能夠有真正的力量去找尋他人的認同感。

因此我不畏懼出櫃,而是更希望大家能夠真實的知道我們的存在。
而我們的存在,就跟你們大家們一樣,沒有不同。我們也很努力的在生活,認真的工作,對家人體貼也孝順。

當我們一個一個站出來,小小的力量凝聚起來,我們絕對可擊退社會的無知。我們是一起的,一起勇敢的表現真實的自己。

藉由自己出櫃的微小勇氣,讓更多人認同我們。讓下個世代沒有所謂的櫃子存在。

自分を偽る必要はなく、ありのままの自分でいればいい。
私たち1人1人が立ち上がっていけば、小さな力が積み重なって、大きな社会の無知を撃退できる力になると信じます。
一緒になって、勇気を出して真実の自分を表現してみましょう。

RYOSUKE KOBAYASHI

小林 良介 (左)

28歳
専門職
東京都出身
ゲイ

#017 2019年4月撮影

家族で1番初めにカミングアウトしたのは母でした。22歳頃のことです。
ゲイの知り合いが増えていく中でお付き合いする人もできましたが、母の「誰とどこに行くの?」という質問に答えられずにいました。
嘘をつくのが苦手で、その質問には無視。親子の間に冷え切った空気が流れていました。

それもそろそろ潮時かなという時、母と2人の時に「付き合っている人がいて、それは男性なんだ」という話をしました。その時は「まぁいいんじゃない?」と言われましたが、次の日に母からメールで「やはり悲しい」と送られてきました。僕自身、自分がゲイであることを10代の頃から悩み続けて、その頃ようやく前向きに受け入れ始めていた時だったので、「自分でも受け入れるのに時間かかったから、すぐに理解し受け入れてもらわなくてもいい。ゆっくり悩んでください」と返事をしたことを覚えています。

それから少しずつ自分のパートナーの話をしたり、母の知り合いのLGBTの人の話をしたり、時には理解し合えない時もありましたが、少しずつ母の中で僕のセクシュアリティが馴染んで行ったように思います。

カミングアウト当時は「このことは他の家族には言わない」と言っていた母が、時間が経って気づいたら姉、叔母、父親に伝えていて、「あぁ、この人の中で僕のことは『他の人に言えること』になったんだ」と感じて嬉しく思いました。

最近では、頼んでもないのに新聞でLGBTの記事を見つけて送ってきてくれたり、LGBT関連のイベントに参加してくれたりする両親です。パートナーに対しても、実家で料理や日本語を教えてあげたり、こないだは一緒に台湾に旅行に行きました。

カミングアウトはする権利もしない権利もあると思うし、正しいカミングアウトの形もないと思います。僕のカミングアウトストーリーが、今後別の誰かがカミングアウトをするかしないか迷った時の判断材料の1つになればと思います。